IT機器を使う「授業」

IT機器を実際の授業に使っているケースは私達が考えている以上にあり、学校の設備自体もすすんでいることに驚かされます。かって教材といえば教科書か、それに付随する学校にある備品を使っての授業が多かった時代から考えれば、授業自体が目に見えるものとして捉えられ具体性があります。

例えば夏の季節によくやった「朝顔の観察」など、我々の時代では自分の家で実際に種をまき大きくなるまで観察日記を書いていましたが、今では実際に録画したものを教室で皆一緒に観察し大きくなるまでを見られる訳です。

また日本地図で調べてどこにどの県があるのか、県にある名所旧跡や暮らし方やダムの場所など、その場に行かなくとも目の前で見られ、その仕組みや様子までも説明してくれるのです。

まだまだ不思議な物があります。私など一番嫌いだった「算数」の問題でうさぎさんとカメさんが近くの山に遠足に行きました。その距離は○○km、先にカメさんが出発し毎時○○k/hで歩いていき、うさぎさんがその後を追って○○k/hで歩いていきました。さてどのくらいの
時間がかかったでしょう。という問題でも、実際に目の前でカメさんとうさぎさんが山を目指して歩いて見せてくれるのです。そして山までの距離をどのくらいの時間で行きつくかを説明してくれます。さらにどの時点でうさぎさんはカメさんを追い越すのかも見せてくれます。とても分かり易いです。

もっとあります。各自に渡されているタブレットに算数の図形の問題が映し出され、問題の図形を立体的に出してみせてくれその図形を開いたり、図形の端を切断したりしてその面積の求め方を具体的に説明してくれるのです。我々の時代とは大違いです。

我々の時には、どうしても分からなくてその図形を紙で作り切ったり貼ったりしながらどう考えたらいいのか、実際にいろいろ試して覚えたものです。それが目の前で自分がやらなくとも問題の通りに図形を出し考え方を説明してくれます。

IT機器がなかった時よりはずっと勉強も進むし、理解も早い気がします。こういうことが目の前で実現するということが嘘のようで、嫌いな算数だってこうして教えてくれれば好きになります。

本当によい時代になったなあと、実際の授業の様子を観ながら羨ましくもありました。

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